思い出日記

悪いことは重なるものだとはいうが

昨年後半くらいから近親者の不幸が続いていた。遠い親戚だったり身内同然の長いつきあいのある人だったりで、そういう人たちが大けがをしたり大病を患ったり事故に巻き込まれたりと本当に続いていた。いま指折り数えても十人以上。亡くなった人が三人。

収まる気配がないなあ気をつけよう、と思っていたら本当にすぐ近くまでやってきた。あっけないものだ。

重苦しい気持ちにはなるが、正直いって深い悲しみとかやりきれない気持ちとかは湧いてこない。なにせ健康診断をいっさい受けようとしないしいくら言っても聞かなかったし、自分は長生きするつもりはない死ぬ死ぬとだけ言って生きてきた人なのだから「しょうがない」という気持ちだけである。羽交い締めにして無理矢理定期検診を受けさせることなどできるはずもなかったのだから。なにより本当に思うままに生きている人だから。世間体とか一切気にせず徹頭徹尾のKYであった。悲しむべきものではない。

私自身は上記の通り「来るべきものが来た」という気持ちでそれ以上でもそれ以下でもない。ただ客観的には、彼は自分の近しい人に自らの早死にを見せて構わないという判断をしていたのだとあらためて思った。自分を大切に思っているだろう人を悲しませても別にいいという考えの人だったのだと。そういう理解もあって余計に悲しみの気持ちが起こらないのだが。

私は措いておいても飼っている生き物をどうするつもりだろう。人間(私)などどうでもいいとはいえる。定職に就いている成人が日本国内で生きていくのになんの不安もない。しかし動物はだめだろう。全面的に飼い主に依存した存在ではないか。人間の赤ん坊よりもなお弱い。そう考えれば、飼い主の責任というのは見捨てない・その不始末を自分の不始末として引き受ける・世話し続けるとかいろいろあるが、すべての前提として【自分が先に死なない】ということがあるのではないか。飼い主である以上、自分の身体のコンディションを保つことが前提ではないのか。

あと数ヶ月、できる限りのことをしよう。とりあえず所蔵のエロ本コレクションを粛々と処分していってあげよう。

わぁい姉が描いた私の絵のTシャツ あかり姉が描いた私の絵のTシャツ大好き

と素直に喜びたかったのだが。

小明さんによるTシャツで、本人ブログで披露されその後「小明の副作用」でも着ていた。あの天才的デザインセンスの小暗さん(小明さんのお姉さん)による超かっこいい似顔絵を、絶妙な位置に配したTシャツである。初見でもう完全に虜になってしまいぜひとも販売してほしかったのでClubTで見かけた(link)ときは嬉しくて即座に注文した。ほどなく配送されたものの部屋におらず、昨日ようやく受領できた次第。わあい。

本来はこれでめでたしめでたしだけのはずだったのだが、ひさびさにやってしまったと気がついた。ずいぶん小さいなあ。サイズMってなってるけど。ははあん、お洒落Tシャツだから細身に作ってるんだな……いやでもいくらなんでも小さい。レディースではないか。上記リンク先の販売ページでも「Lady's」とピンクのマークが入っている。商品紹介文でも

※この形はレディース仕様なので、メンズの方は注文の際に 「>> プリントするボディを変更する」 で形の変更をすると良いと思うよ。 レディースでも色々変更可能です。

と書いている。完全に私の見落としである。完全に自分のせいであることを認めた上で、かなりのショックであった。三千円はでかい。

これがかっこいいTシャツであることは変わりないし着たいのであらためて注文したいとは考えているが、ショックの大きさから立ち直るのに時間が掛かりそうである。しかし

「>> プリントするボディを変更する」 で形の変更をする

とはどういうことなのかが分からない。ショッピングカートから進めて支払い情報入力画面でもそれらしい項目がどこにも見当たらないのだが。「その他 メッセージ」の欄に記入するということなのだろうか。

手元のレディースTシャツをどうしたものだろうか。捨てるのは気分が悪いし、他人にあげるものでもないし、部屋着にするにはきつきつだし。困ったものだ。

「吉川友 1stアニバーサリーライブ」チケット先行受付をスルー

超ショック。

来る5月1日(火)にめでたく20歳の誕生日を迎える吉川友!
20歳という記念すべき誕生日と、CDデビュー1周年の“きっか”を皆さんで盛大にお祝いしましょう!!
デビューから1年の集大成、そしてきっかの未来が見れる「きっかフェス~未来に行ってみっか~」と、初のバンド(アコースティック)ライブにも挑戦する「きっかフェス~バンドしてみっか~」。
それぞれ全く違う雰囲気の見れる2種類の公演パターンをお楽しみ下さい!!



【先行受付方法】
今回は、イープラスにて下記の日程で受付致します。
(※イープラスへの会員登録(無料)が必要となります。)
先行受付での申込枚数制限は、各日お1人様1公演のみ2枚までとさせて頂きます。
●受付期間:4月4日(水)10:00~4月8日(日)23:00
●当落発表:4月10日(火)13:00~4月11日(水)18:00
●入金期間:4月10日(火)13:00~4月12日(木)21:00
受付専用URL: http://eplus.jp/kky-fc/(パソコン・携帯共通)



携帯に4月3日に配信されてきてたのはちゃんと見たんですよ。
帰宅途中にぼんやりした頭でわー嬉しい絶対申し込まなくちゃとか考えて、そのまま激務ぐったり激務ぐったり激務ぐったりぐったりぐったり。土日もぼんやりしてついさっき我に返ったら予約終了して数十分たっていましたとさ。

あー。なんだろうこのもやもやは。

本日が受付最終日ですくらいの営業をかけてくれればなあ。けっこう淡泊なのね売り手さんは。もちろん甘えですよ。ぐったりしていた私が悪いだけです。でもなあ。U.K.に続いてまたもや。

一般発売かー。無理だろうなあ。でも頑張る。

わぁいもぐT あかりもぐT大好き

小明さんだけに。

というわけで本日無事もぐもぐTシャツ(link)が届いた。注文から一週間ほどということになる。3/18のイベントで見たときから入手したいと思っていたのでとても嬉しい。ClubTさん(http://clubt.jp/)ありがとう。同時注文していた他のTシャツも想像通り期待以上の品物であった。Tシャツは生地が大事。とても大事。

これからちょくちょくもぐもぐTシャツで出かけよう。ひとつ思ったのだが、せっかくのTシャツなのだから『小明の副作用』なり『サイゾーテレビ』のマークだかロゴをさらりと入れてあればよかったのではないか。そうすれば番組のPRになると思うのだ。現状のはリンク先にあるとおり本当にもぐもぐさんと背面のクリームパンだけで、もちろんこれはこれでシンプルで好きだが。

色はホワイトのみなので繰り返し着るとくたびれ感が目立ってくるだろう。その頃には品切れ絶版になっているかもしれないからもう3枚ほど買っておくか。

明日発売の『週刊プレイボーイ』を必ず買おう

コンビニやキオスクで朝イチゲッツしよう。
吉川友さんのグラビアが載っているから。
ちなみに表紙はきゃりーぱみゅぱみゅ氏だよ。

吉川友さんがエロ雑誌の『週刊プレイボーイ』で水着グラビアというのは多少複雑な気持ちになるところもあるけれど、でもとてもよいものだよ。一人三冊買おう。

コピペ弾幕推奨はアウトだと思う

経済学史の田中秀臣氏がやっているのだが。

田中秀臣‏ @hidetomitanaka
河野龍太郎氏の日銀審議委員就任阻止に向けて、国会議員にメール、FAXをしてくださる方へ ow.ly/9QKty ←こちらに議員向けにカスタマイズした文書をアップしました。適当にコピペしてお使い下さい。 #defle#seiji#keizai#jimin(link



こういった手段の選ばなさ・なりふり構わなさが田中秀臣氏のよさの一つであるとは承知しているし、それだけ本気なのだろうし、「お行儀なんて気にしてられんのよ、そんな段階じゃないんだよ、何年この問題に実践的に関わってきたと思ってんだ」というのが氏の日頃の主張であることも理解している。

そのうえでやはり引いた。こういうコピペ推奨って過去にもあったなあと思い出すに自転車車道走行規制への某ロードバイクファンであったりMIAUだったりその他いろいろ思い出されたのでやめる。パブコメジェネレーターなんてのもあったなあ。スパム推奨と何が違うんだろうという印象が。まとめてゴミ箱送りになるような気もするし、迷惑メール扱いになるだけのような気もするし、要はいたずらとしか思われない気がする。

というわけでコピペはせずに自分で考えてメールを送ることにした。

なお田中氏はブログのほうで

ちゃんと丁寧にメール、FAXは送り、相手の業務の妨げになることがないように各自の責任で配慮してください。きちんとマナーをまもれば大概の相手は聞く耳を持ちます。link


と書いてはいる。うーん、コピペという部分のみに反応してしまう自分が過敏でうぶで非常識で世間知らずなのだろうか。まあどっちにしてもコピペはしないが。

河野龍太郎だけはごめんです

敬称略はわざと。こんなやつに敬称つけたくないもの。

政府、日銀審議委員にBNPパリバ証券の河野氏を提示link

民主党政権というのは悪手を指し続けなければ実家が焼かれるとかの縛りでもあるのだろうか。本当に不適切なことしかやらない政権ではないか。河野は河野でおかしなことしか主張しないことでお馴染みな訳だが。

この人事案を決めたやつが不幸な死に方をしますように。
あと民主党に投票した人間と民主党支持者が早く目を覚ましますように。目を覚まさないのだったら永久の眠りにつきますように。

「おまえさんや、おまえさんの愛するものの肺の奥深くに入り込むことなんてたやすいごようさ」

18日の小明さんのイベントにおいてひときわ異彩を放っていたというかインパクト絶大だったのは、

「姐さん! 大変です 放射能入りの煙草が」

でした。すごい。才気が凄すぎる。痺れます。かつてのシーマン風人形その他の呪術的造形物といい、小暗さん(小明さんのお姉さん)は本当に才能の塊ですね。そこでいわれる主張の客観的正当性はともかく表現力には平伏するほかないです。

放射能入り云々はあれですけど、タバコは呪いの薬物であり喫煙者は呪われるべきであるなどと気がつくと考えていていかんいかんと我に返ることしばしばの私としては、このマンガというかちらしは宝物にしようと思います。折り畳んでいつも財布に入れておきます。

そういえば昼の部での河崎監督のトークでとても共感したのが

「女優はみんなタバコ吸うよね」

というdisニュアンス含みの言葉でした(河崎監督は非喫煙者とのことで)。あの美人もあの清純派も誰もかもがみんなすっぱーすっぱー吸ってるねと。ストリッパーの楽屋ですか。小明さんは女優でなくてよかったです。

といったことを今日ようやく18日分の衣類の洗濯を済ませられて思い出されたわけです。昨日は朝が早くて洗濯できなかったんですよ。それで昨夜遅くに一日働いて帰った自分の部屋でタバコの悪臭を嗅ぐことになり、深く静かに怒りを覚えました。世界中のタバコがシガーチョコに変わりますように。タバコを憎んで喫煙者を憎まず。

タバコの悪臭を他人になすりつける権利は世界人権宣言で認められていますので喫煙者が非喫煙者に配慮する必要などないんですきっと。だから他人の服に煙草の灰を落としても平然としていていいんです。と言いたいところですが路上喫煙者ってなんで例外なく吸い殻を道に捨てるんでしょうか。道歩いてタバコ吸ってるバカは今すぐ肺がんになって苦しんで死ねなどとは全く思いませんが、本当に不思議です。

ちょっと荒んできたのでイベント最後に撮っていただいた小明さんとのツーショット写真を眺めて気分を落ち着けようと思ったところうわっと落ち込みました。自分の幽鬼のような顔貌が現実通りに写された写真を眺めるのはやばいです。精神的ブラクラというやつですか。知人に会うたびにいつも「痩せた?」と言われる私ですので本当に幽鬼なんですよね。隣が美人の小明さんなのでますますうわわわわな写真に。

あと三日で土曜日だというのを心の支えにして寝ることにします。

小明さんのCD発売イベント無事終了

本日新宿ロフトプラスワンにて行われたアイドルライター小明さんのCD発売イベントに行ってきました。昼・夜両方。

イベントそのものについていえば何一つ不満不足を感じずただただ楽しい、充実した体験となりました。ぐだぐだ感が楽しい『小明の副作用』とは一味違ってきちんとした構成や流れがあり、同時に登壇した皆さんのトークは丁々発止でスリリングかつパワーに溢れて面白く、そしてゲスト効果絶大なことに(なんと)とても「いい話」が聞けました。

こんなに楽しいトークが聞けて、河崎実監督によるPVの上映会があって、シングル二曲フルコーラス(A面は二回歌ったので歌自体は計三回)のミニライブがあり、それがまた客席全体がとても盛り上がり小明さんの気迫と魂が感じられる熱演となり、さらに小明さんによる参加者全員との握手会…それも高速ではなく一人一人に心のこもった対応(神対応というのでしたっけ)という三時間、そしてシングルCD通常版がついて三千円というチケット代は、はっきりいって大サービス大盤振る舞いだなあと受け止めました。これだけあってたった三千円ですよ。まあロフトプラスワンのシステム上飲食のオーダー必須なのでもう数百円必要ですけど。そして会場で初回限定版購入者とはツーショット写真撮影ありというのだから本当に至れり尽くせりとはこのことです。

私は【企画・執筆】小明さんによる自費出版物を購入したことはなかったので今回会場で全部購入したところ初回限定版CDと併せて11,000円になりました。もぐもぐ氏がイベント前の放送で「12,000円くらい持ってきて」と言っていたのはまったくもってリアルな数字だったのだとわかり感銘を受けました。

イベント自体が本当に楽しく不満などもちろんありませんでした。そのうえで取り急ぎ自分にとっての反省というか今後に活かしたい点。

○握手会で無言になってしまう病がまた発動した……昼の部のときなんですけど。小明さんが心温かく話しかけてくれたのにまた私はあわわになりました。さすがに吉川友さん@きっかフェスのときほどではありませんでしたけど、かなり落ち込みました。いや間近の小明さんが美しすぎたのでしかたないです。

○位置取り注意……昼の部は大丈夫でした。ロフトプラスワンは狭くて椅子が厳しいという話は目にしていて気を引き締めていただけあって、思ったより大丈夫じゃんという感じに。なにより壇上にかなり近くしかもまんべんなく登壇者を見渡せる良席でした。夜の部がねえ。結構人が入ってるのに、あ、そこが空いてる!と思っていざそこに座ろうとしてみてなぜ誰も座らなかったのか分かりました。身体をねじ込んで一度座ったら身動きできない席でした。とはいえ身体が痛くなることもなく小明さんたちを間近に見られて良かったと思いますけどね。

タバコ。テーブル注意……ロフトプラスワンって分煙してないんですね。確かに天井が結構高くてエアコンの性能もいいのか煙がとどまらずかなりの速度で吸い上げられてる感じでしたが、それでも隣に喫煙者というのはいかんともしがたい感じでした。煙が来るし灰を服に落とされるしさんざんです。飲み物オーダーの関係からテーブルの席がいいと判断したのがミスでした。テーブルには灰皿があるんですよね。勉強になりました。

○個人的感覚問題……客席の皆さんはスマートかつウィットに溢れたナイスガイ(含む女子)たちでした。でしたけど、一人だけ、あー、言い方が難しいですが、なんといいますか、私からするとなんとも困ったお行儀に感じられるかたがすぐ隣にいらっしゃいました。そののりとかコールとか言葉遣いとかおおっぴらな他者への言及はどうなんだろうなあと。外してねえか、とか。あくまで私の感覚からするとそう思われると言うだけですよ。聞こえてきた話からするとイベントの常連さんのようなので次は近くに座るまいと肝に銘じました。

イベントでは小明さんはもちろん北村ヂンさん巨大もぐもぐさんKOさんを見られました。KOさんはすみっこで人と目を合わせないようにするたたずまいに親近感を覚えたのでお声を掛けることは控えました。夜の部の終盤でもぐもぐの中の人という噂のst氏を目撃することができたのは大変貴重な体験でした。

河崎実監督は(ある意味で)著名な方で監督作品は(ある意味で)話題作ばかりですが観たことがないなあと思っていたら、『地球防衛少女イコちゃん』の人だったんですねえ。懐かしい。あれは心の底からしょーもないと楽しめるものでした。愛すべき、としか言いようがないです。河崎監督のトークはすべて破壊的に面白かったのですが、とりわけ感慨深かったのが、自分やオーケンその他同世代の似た者同士のひねくれ者をあつめてイベント営業する(互助会的)老人ホームでもやるか、という発言でした。かつて関川夏央氏が似たようなことをエッセイで書いていたので。『水のように笑う』か『中年シングル生活』に収録されていたと思います。それにしてもPVは面白かったですね。決してふざけて撮っているわけじゃないのにどうにも唐変木のすっとこどっこいな味わいになってしまうのが素晴らしいです。

樫原伸彦氏のトークでも大盛り上がりとなりましたが、こちらは楽曲制作上のプロから見た現場の話を聞けて面白かったですね。時間があるんだから精一杯やろうよ、というのは感動です。だって十一時間もかけずに適当仕事で流しちゃうことだってありえたはずですから。多忙なアイドル相手では見切り発車していた分、あんた時間あるんでしょ、ならとことんやろうよ、という。すごい。作詞の七転八倒も楽しい話でした。というか本当にトークがうまいですよねえこの人。あかりん次回作でまた来てくれるかな?!にたいしてはうまく煙に巻いたというかかわしたというか、大人の締めで笑いました。この流れの中で印象的なのは小明さんが「自分はネガティブな言葉しか出てこない、前向きな歌を作れる歌手は凄いと思う」と発言したことでした。disと自虐と溜息が小明さんの魅力なわけですが、これからどうするのでしょうか。そこで発せられた樫原氏の一言は大笑いしましたが、しかし同時にとても痛切でありました。いやほんとみんなそう思ってるはずです。

肝心のライブは、よかったですねえ。CDは熟練エンジニア氏がプロの腕を見せつけてくれたそうで、そういう仕上がりになっていましたが、それだけに作り込みもしくはボカロっぽくもなっているわけです。小明さんの生歌となって本当の命が吹き込まれた感じでした。人の歌ってこういうものだよなあと。そもそも小明さんがちゃんと歌えてましたし。前の放送での下げ方が凄まじかったせいで余計そう思うのかもしれません。いや、「歌は上手い下手じゃない、いいか悪いかなんだ」という名言があります。小明さんの歌はものすごくよかったです。

夜の部では握手会で昼よりはお話できました。他の熟練のファンの人たちはとんちの効いた会話と小道具とプレゼントで有意義な十数秒を過ごしていらっしゃいます。私はもちろんそういうことはまったくできません。とりあえず『描かない漫画家』と『+チック姉さん』の単行本をお渡しいたしました。ごめんなさい重くて迷惑だろうなとは思いましたけどなんかそうしていました。小明さんのツボではないかなあと想像したもので。

なにはともあれイベントは大盛況でしたし大成功だったのじゃないでしょうか。『小明の副作用』が終わらず続いてくれることを信じます。『サイゾー』での新連載も心待ちにしています。雑誌のリニューアルというのはいわゆる死亡フラグであることが多いので安心はできません。そしてまた歌を作ってくれたらいいなと思います。新曲前に今回の曲のPRイベントをあちこちでうってくれたらいいなと本気で思っています。

ともかく小明さんは幸せになって下さい。

あの金で何が買えるか

さてU.K.公演につっこむつもりだった

・お金…「チケット代9,500円+ドリンク代500円」×3日分
・時間…「公演時間+移動時間」×3

を別のことに有意義に使えば多少は気が紛れるのではないかと思いついた。

ということでPCをCore i5 2500KとH67マザーボードにしようそうしよう。マザーボード交換するとOS再インストールが必要になるらしいけどいいや。前々から念頭にあったことではあるが踏み切らせてくれてありがとうU.K.。品物選びを頑張らなくちゃ。よしもう前向き。チケット買えなかったことなんて全然悔しくない。ことはない。でも頑張る。

U.K.チケット完売

・9:50からLoppiの前にスタンバイ。Lコードで検索して表示させておく。

・10:00ジャストに公演名をタッチ → 「混み合っております」

・いくら連打しても全然繋がらない

・「完売しました」。3日間の立ち見・指定席すべて完売。


……俺はいま猛烈に落ち込んでいる!

こういうときは酸っぱい葡萄論法で気持ちを切り替えるのが健全なライフハックというものだが、試みたところジョン・ウェットンの健康状態に関するかなりしゃれにならない発想になってしまい人としてアウトになってしまうのでやめた。とりあえず今日は掃除と洗濯の日にする。

態度が問題だったのか

「書き方が気に入らない」「そんな言い方はないだろう」という文句に対して、「内容に文句を付けられないから態度の問題にすり替えようとしているんですね、バイバイ」と切り捨てていた人がいたんですよ。私はその切り捨てはもっともだと納得していました。

なのでその同じ人が、内容ではなく「書き方が気に入らない」「態度がふざけているのが良くない」と言っているのをみて心底驚きました。人間って複雑なんですね。

「脇が甘いのがいけない」っていうのもなあ……。レイプされた女のほうに隙があった、けしからん、というのと何が違うんだと思います。そんなの難癖付けてきたほうが悪いに決まってるでしょうに。

ええ世の中は複雑ですね。

犯罪者呼ばわりされている

犯罪者呼ばわりされているのは歌手で女優の下川みくにさん。
犯罪者呼ばわりしているのは法哲学者の大屋雄裕さん。

当該記事はこちら。

どうでもいいけど。link



うーん。こんなんで航空法違反の証拠にするのか。「本質的な問題」は編集部のチェック能力だと続けているけど、もちろんそれには下川さんが航空法違反しているというのが前提。

で、ぼくはこのくらいのぼんやりした文をもって他人が違法行為していると決めつけるのはためらわれる(つまりできない)けど、世の中は広いなあ。

ガービッジの新作が出ますか

先日HMVオンラインにお買い物に行ったらニュースになってたんだけど。

ガービッジ 7年ぶりの新作完成!link

5月発売だそうでとりあえず予約しておいた。ツアーもやるのかー。日本に来てくれないかなあ。人混みはいやだけどなんとか行きたい。

帰ってきたマネー美人

投資雑誌『Diamond ZAi』(ダイヤモンド社)の話です。

2月21日発売の2012年4月号で「マネー美人になってやるぅ!」が帰ってきました。「つまみ食い投資で残念な投資人生と決別せよ!」という企画が載っており、その1コーナーという位置づけで今回は「出稽古編」となっています。煽り文では「もはや新入部員ではない」の文言も見えます。

「マネー美人(略)」については以前当ブログで取り上げたことがありました。コーナー終了して残念だったのですが、それが今月まさかの復活で実に嬉しい。あいかわらずゆるふわというかぬるま湯感覚。そしてあいかわらず剣道着姿

編集後記も素晴らしい。

某社長によるブラジル紀行の影響で、レアル預金に関心が……。毎週木曜、島耕作氏の考えに注目デス!


期待以上に期待通りです。こういう甘酸っぱさって計算して出せるものではないと思うんですよ。天性としか言いようがないですね。

来月も楽しみです。

【ソースあり】田中れいな「吉川友には本気でイラついた」「矢島舞美の顔は気持ち悪い」 道重さゆみ「真野ちゃんは意地が悪い。ていうか怖い」

ソースは一昨日2月23日発売の『UTB(アップトゥボーイ)』2012年4月号(ワニブックス)。

日本テレビで放映中(毎週水曜日深夜24:59~)のドラマ『数学女子学園』(※数学と女子学園の間にハートマークが入るが環境依存なので割愛)の紹介記事が掲載されている。白黒で全5ページ。

『数学女子学園』はハロープロジェクトの人たちが大勢出演しており気になってはいるのだが、私はテレビ放送を視聴できない心の病があるのでいまだに観ていない。申し訳ない。DVD(できればブルーレイ)が発売されたら買おうと思っている。

ともかくその記事中に主演の二人田中れいな氏と道重さゆみ氏のトークが入っている。ドラマ自体はもうクランクアップしているとのこと。道重氏は神経の太さと頭の回転の良さを見せ、田中氏は素朴に浮き足立っており微笑ましい。田中道重といえば6期であり、6期と言えば道重氏と亀井絵里氏が二人だけで食事に行ってキャッキャウフフし後からそれを知った田中氏が愕然&消沈、道重亀井「「ごめーんねぇ(・∀・)」」というエピソードが非常に印象深く残っている。ということで、

田中 (前略)あと、食事にも行ったよね!

道重 あー、そうだ! 普段プライベートでも行くことないのに。「今日の夜なら大丈夫じゃない?」って話になって。

田中 だからその日は頭のどこかにご飯のことがあって(笑)。


ここが猛烈に痺れる。キュンキュンとかゾワゾワくる。ポイントはいくつもあって、

(1)思い出エピソードとして自分から持ち出してきた田中氏の嬉しそうな気持ち。

(2)田中氏に言われてようやく思い出す道重氏。言われるまでは忘れていただろう道重氏。

(3)プライベートでは一緒に食事なんかしませんよと入念にアピールする道重氏。

(4)その日はずっと「二人で食事」を心待ちにしてワクワクしていたという田中氏の気持ち。それをいまあらためて表明する田中氏の気持ち。

というように、この二人の仲の良さ・深い絆に打ちのめされる思いがする。
田中氏はこの前でも

田中 れいな前から思ってたんだけど、さゆと一緒に仕事するときって、達成感が大きいことが多いんだ。



と、本人を前にしての直接アピールを忘れない。スマイリーフェイスlinkそのままのあの表情でこう言っていたかと思うと泣きたくなるほどハッピー。
そしてとどめのように、

道重 また続編やりたいんでしょ?

田中 またさゆと一緒にやりたい!



というのがハイライト。

(1)私と仲良くしたいんでしょ?と見透かす道重氏。氷の微笑の道重氏。

(2)そこまで言われても/むしろ言われればこそけなげに舞い上がる田中氏。

やはりこの二人はガチで仲良し。6期は仲良し。感動した!


以下は余談。エントリータイトルの話題が余談になってしまって申し訳ない。こんなはずではなかったのだが面倒なのでタイトルはそのまま。

田中 私がすごいなと思ったのは吉川友。撮影中に対戦相手に対していちばんイラッとしたのは吉川友のときだった(笑)。(後略)

道重 それだけ演技が上手ってことだよね。表情とかすごかったもん。壁を作りまくりな感じで



と吉川友氏の演技力が絶賛されている。確かに吉川氏のテンションはとてもはっきりしているので納得である。そして道重氏の言う「壁を作りまくり」だが、たぶん吉川氏は演技でなく素でそうなのだと思う。本心とか内面はとりあえずすっぱり切り離して自分の仕事(パフォーマンス)を完璧にコントロールしている感じがする。
趣深いのが直後の田中氏の言葉。

田中 あの子、ホラー映画とか向いているんじゃないかなぁ。


つ 『怪談新耳袋』(link

真野ちゃんについては、

道重 あと真野ちゃんはやっぱり凄かった。意地が悪いというか、怖かった(笑)


とこれまた絶賛。道重氏にここまで言わせるとはたいしたものである。

矢島舞美氏に関しては、

道重 今思い出した! 私、舞美ちゃんが印象に残ってて。

田中 あの「事件よ」って言ったときの顔は気持ち悪かった(笑)。



とのことで、あまりフォローしてもらってないようだが矢島氏が愛されキャラであることはよく伝わってくる。

そして

田中 (前略)気持ち悪いとか、イラつくは、彼女たちに対しての褒め言葉(笑)


とまとめられている。最後の「(笑)」が余計というかこれで台無しとか思わなくもないが、めでたしめでたし。


以下本題。なんだかんだでここからが本題である。
今号の『UTB』では北原沙弥香氏が載っている。カラーグラビア全5ページ。インタビューと新曲告知。この春で高校卒業、大学生に…ってあの雪野のえるが大学生にかあああああ。うわああ。ぐっときたのが以下。

「友達できるかな? っていう不安が(笑)。1人でいるのが苦手なんです。“あの子1人でいる”って思われるのが恥ずかしくて!」


うんうん。そのうち気にならなくなるから大丈夫。アドバイスになってないようだけど大丈夫。真面目な話、私が北原沙弥香氏に強烈に心惹かれるのはこういうところである。同級生の気になるあいつ顔でこういうことを言われたらハートを鷲掴まれないでいられるだろうか。余談だが北原沙弥香氏は誰かに似ているなあと思っていたが最近ようやく思い当たった。ハル・ベリーである。ああすっきりした。


とりとめなく書き殴ってようやく終わり。
今回の『UTB』はいつものように読みどころたっぷりでこれで1200円はお買い得だと思うのでみんなも買えばいいと思う。

慣れなのかなあ

ぼくはアイドルライター小明(あかり)さんのトークが大好きで、いつも「ほんとそうだよねえ」と絶大な納得とあるある感をもって岩にしみいるほど聞いている。なので小明さんのトークを「変」「おかしい」「わけわからん」という方面でとらえるむきが少なからずあるのが面白いものだと思う。

たとえば「まりまりほんの悲劇」がある。あまり世間一般的ではない話題について自分の興味のままに熱弁をふるい視聴者を置き去りにするという状況のことと思えばいい。

第18回link)のまりまりほん

第20回link)の「るろうに剣心」

第21回link)での「香港ゾンビ」

第39回link)の「ビッグ・ダディ」

とか他にもいくつかあったと思う。で、これがある種「やらかした」ものとして残念枠に容れる人がけっこういるようなのだ。それが意外だった。

ぼくは人が自分のこだわりとか興味あることを熱く語るのを見たり聞いたりするのが大好きで(※もちろんぼくがその人に興味あることが前提ではあるけど)、話題がぼくの全然知らないことであっても熱心なトーク自体が面白く感じる。愛とか熱意とかが伝わるのがいい。たとえば伊集院光氏はよく野球の話でそれをやっていて、ぼくは野球に全然興味も知識もないけれどそれでも氏の野球談義は面白く聞いていた。伊集院ラジオでは野球に限らず自分の幼なじみ話とか身辺雑事とかゲームとかマイナー芸人とかその他もろもろでいくらでもそういうトークがあって(というかそういうのばっかりで)好きだった。

というわけで、小明さんのまりまりほん状態を楽しく感じるのは、ぼくの場合は上記伊集院ラジオでそういうのを楽しむのに慣れっこになっていたからで、慣れていなければつらいのかもしれない。

そもそも小明さんのトーク自体を楽しむのも慣れの問題なのかもしれない。小明さんは番組で話の最中にしょっちゅう奇声をあげたり突然叫んだり変な顔をしたり変な動きをしたりちょっとしたきっかけで脱線したり遠回りしたりまた戻ったりわらしべ長者的にor風が吹いたら桶屋が的にわずかな繋がりで展開させたり言葉をはしょったり造語したりして、ぼくは「なるほどね」と違和感なくすんなり聞けるのだけれど人によってはそうでもないらしいのだ。それも慣れなのかなと思うようになった。女性(要は親戚知人のおばちゃんとか)と話していると、小明さん的な話法はそんなに奇抜なものでもない。相手に伝わっているかをあまり気にせずあくまで自分のテンポとタイミングで話す人はいっぱいいる。

奇声絶叫はそんなにいないかも。で、これも慣れだったようだ。ぼくの場合はたまたま身内で小明さんそっくりの話し方をする人がいる。いきなり変な声を出す。叫ぶ。変なポーズをとる。白目をむく。殴ってくる。ばーかばーかと暴言を吐く。話の中でキャラやテンションがころころ変わる。起伏や振れ幅が激しい。などなど、昔からだった。というか、実のところ番組でしゃべる小明さんを初めて観たときあまりにも上記知人と同じで驚いたものだった。しゃべりかたから表情の作り方から身ぶり手ぶりの細かい仕草から発想の飛び方から言葉の選び方からdisりかたからある方面で潔癖なところから屈折した話術からDQN大嫌いなところから機械に疎いところから蛍光管交換するのにろくに確認しないところから地デジ対応無理なところからテレビを使えてないところから披露宴出席の正装に難があるところからなにからなにまで、そっくりなのだ。

このそっくりぶりを見てなるほどこれは一類型なのかなと思った。血液型どうこうとういのはないとしても、性格だか気質だかでこういう人はいる、ということなのではないかと思う。

慣れてないとびっくりするかもしれないけれど、決して特異なものではないからね。すぐに慣れるよ。なのでみんなもっと「小明の副作用」を観ようね。

「きっかフェス」第3部終了

たいへん楽しかったです。

本題の前に会場周りについていくらか思ったこと。いや問題はなんにも起こらなかったんですよ。800人がライブ会場(新宿BLAZE・link)前の広場にぐちゃっと集まっていたのに驚くほどというかなんら混乱も喧噪もなくその点は凄いしたいしたものだと思うわけですが、それでもここはこうじゃないかなと感じるところもあります。※人員・資材などの限度は考慮しません。

(1)誘導にもうちょっと…。会場は建物の地下2階にあります。そこには地上の入り口一カ所のみから階段で下りていきます。で、数百人の客は入場時間まで広場にぐわーっと集まっています。時間になると係員が拡声器で「整理番号○番から○番までのお客様ご入場下さい」とかいって10人ずつ通していきます。その声だしする係員が入り口に一人だけなんですよねえ。トランシーバーと拡声器持った人があと二人はむこうあそこに配置してそれぞれの場所から声かけしないとわかりにくいよなあと思います。しかし混乱なく入場開始後15分で400人が入り、30分かからず全員入ったというのはたいしたもんです。

(2)物販にもうちょっと…。地上の入り口のところでグッズ販売をしています。グッズ売ってますよーという声はあります。これ、商店街だったら「なんのグッズがあってそれぞれどういう訴求ポイントがあってだからみなさんぜひお求めくださいな」とやるところです。たとえばみんなでタオルぐるぐる振り回す曲があるから開始前に買っておいてとか、その他。あんまり売り込みに熱心ではないようでした。

(3)ワンドリンクについてちょっと…。ドリンク代500円を会場に入る前に払います。これはライブではお決まりの光景だし誰もがわきまえてはいると思います。入場前に500円払ってねというのはメールその他の案内で明記されていますし降りる階段の途中でも貼り紙されていました。でもどうせなら係員が「ドリンク代をいただきますので財布をご用意下さい」とか声かけしてもよかったと思います。これまで経験したライブでは常にそうでしたね。入場前に電子チケットになる携帯画面を表示しておいて下さいという案内は繰り返し繰り返しされていたのでよけいそう思いました。

(4)ノーチェックなんですね…。これはそういう方針だったのかよくわかりません。電子機器の電源は切っておいて下さい的な案内が皆無で新鮮でした。あと入場時にバッグを開けさせて録音機材を持ち込まないようにチェックというのもまったくなくて新鮮でした。場内での録音・写真撮影おことわり的なアナウンスもまったくなくて新鮮でした。

(5)非常時にはやばそう…。地下二階です。そこに800人がぎゅうと詰まりました。会場には出入り口が4カ所あります。それなりに足りているとはいえそうです。でも建物外へは基本階段一カ所です。かなり怖いですね。昔ここが映画館だったとき、確か『俺たちフィギュアスケーター』もしくは『シッコ』を観たときには混雑のため退場時の階段を分けていたような気もしますが定かではありません。


さて感想ですが、最初に書いた通り楽しかったです、で終わってしまいます。素晴らしかったです。あとは余談です。

まず持病の心の病が発動したもののそれなりにきちんとのれました。私は大人数が楽しんでいる場に居合わせると真顔・無言・静止が発動してしまう心の病を持っているようで、たぶん無感動症とでもいえばいいと思います。そういう自分がスタンディングのライブに行くのはどうなのかという懸念がありました。しかし始まってしまえばそれなりに身体を動かせました。声は出しませんでしたが、傍目につまらなそうにしているように見えて他の人に不快感を与えるようなことはなかったと思います。跳ねませんでしたけど踵は浮かせました。スタンディングのライブなんて2009年のthree friends(元Gentle Giant)を青山で観たとき以来ですからねえ。そうそう、友人知人づれで来ている人たちが結構いたのが面白かったですね。抽選にみんな仲良く当選したひとたちがこんなにいっぱい。強運ズです。

吉川友さんはあまりよく見えたわけではありませんが、事前の予想以上に常にお顔は拝見できました。初めての生吉川友ということになります。距離的には6~7mくらいでしたでしょうか。いやはや本当にお綺麗でした。もっともライブパフォーマンスの醍醐味である身体の動き(振りというんでしたっけ)はあまり見えなかったわけです。私は日本人の成人男性の平均身長にやや足りておらず、いっぽう私の少し前には平均をわりと越える身長のかたがおりました。そしてその人はおしゃれさんヘアスタイルでふわっさーとしていました。いや見にくいのなんの。アフロ田中でないだけましとはいえ、ちょっと困りましたね。丸坊主にしてちょうだいとまでは言いませんけど。そうそう、よくわからないまま前のほうのフロアーにまで降りてしまったんですよ。まったく傾斜も段差もない部分に。後ろだと段差を設けてあったのでこういうこともなかったのでしょうね。経験値のなさが災いしました。入場から開演までのあいだ、前方のスクリーンで吉川さんがいろいろと芸を披露されていたようで、見えることは見えましたが、見えなかったと言えば見えませんでした。

パフォーマンス方面でとても印象的だったのがMCで「一番好きな曲「ハコの中のブルー」」と言っていたことです。これにはなるほどなあと思いました。アルバムを聴いていて終盤(最後から2番目)のこの曲が確かにものすごくかっこよくて私もアルバムの中で一番好きになった曲なんですよね。なのでご本人の発言にはとても納得がいきました。

ライブ中の観客からのかけ声というのがなかなか面白かったです。間奏だけでなく歌っている最中でもかぶせてくるものなんですねえ。私はプロ歌手が歌っている最中は手拍子はともかく本人の歌を聴くものだという思い込みがあったので新鮮でした。まあキング・クリムゾンなんてロバート・フリップが腰掛けて動かない/指だけマシーンのように動かす様子を客席全員座って眺めてご飯三杯はいける会になってしまうのが極端なんですが。ああ、オリジナルASIAではちゃんと客席もみんなで「ひーおーざもーめん」と合唱しましたよ。そういえば今回のきっかフェス第3部のアルバム全曲やりますコンセプトにはオリジナルASIAが「1stを全曲収録順通りやります」とぶちあげたのを思い出したのでした。いやASIAはアルバム再現をしませんでしたけど。

見えにくかったとはいえ、吉川友さんのパフォーマンスは想像通りに期待以上でした。盤石の安定感ですね。昔正道会館の角田氏が、確かミルコvs藤田和之戦で「ミルコは安心して見ていられる」と言っていたと思いますがそういうことです。ライブだから弾けていますしキラキラもしていますが、ライブについてよく言われるスリリングとか爆発的とかの語彙とは違っていて、もう完全にびしっと決まった安定感なわけです。胸から下の動きはほとんど視界に入りませんでしたが、常に指先から視線一つまで完璧に表現力が行き届いていて感銘を受けました。私は生で観たことはないのですがかつてアイドルサイボーグと言われた頃の松浦亜弥さんはこんな感じだったのではないかと想像します。ほんと風格があるんですよ。場数を踏んで鍛え上げられましたという百戦錬磨的な。客席への煽り・いじりだとかハプニングへの対応だとかのMCも実に堂々とした自信に溢れていて決まっています。「可愛い」を強要する場面なんて実にいい。このへんも松浦亜弥さん風ですね。物販の営業(Tシャツ&タオル売ってます!)も堂々たるものでした。研修生としての下積みが長かったおかげということでしょうか。私は以前のエントリーでソロデビューまで4年間もかけることはなかったんじゃないかと不満を書きましたが間違っていたのかもしれません。

終了後、ドアを一カ所だけ(それも半面だけ)開けて一人ずつ外に誘導してそこで吉川友さんが観客と握手してお見送りという趣向でした。これは大変だなあ(もちろん吉川友さんが)と驚きました。アイドルさんとの握手というのは考えてみたら人生初でした。女優さんだと映画『ひまわり』公開時に麻生久美子さんと握手というのがありましたが2002年だからもう10年前ですか。わあ。上で書いたthree friends公演でも握手サイントークなどありましたがこれは全然違うしなあ。で、人生初なものでよくわからず握手していただいてすぐその場をあとにしてしまいました。無言で。これは心残りでした。一言二言でも感謝の気持ちを言葉にするべきだったなあと思います。握手会=高速という思い込みがあり係員が「はい次はい次」とベルトコンベアーで流していくというイメージがあったので。ただでさえ場内に800人ですからねえ。でも私の後ろの人は少々言葉のやりとりをしていたようでした。ここらへんの呼吸も人生初だとよくわからないですねえ。今回のライブには心の底からいいもの観させてもらったという気持ちだったのに、無言で逃げるように去ってしまってなんかもうほんとごめんなさいと思います。

やー、わずかの時間とはいえ間近で観た吉川友さんはそれはそれはお美しく、そしてあれだけのパフォーマンスをされるだけあってちゃんと身体も仕上がっているきっちり感があり、なにより目力がぐいっと強く、神々しかったですね。後光が差すようでした。ああ、手がとても柔らかかったのが印象的でした。『ああ播磨灘』の播磨灘十番勝負での対天山戦で八田親分が播磨灘をマッサージしたら播磨の筋肉がふかふかのふわふわの柔らかさに驚く、という場面がありましたね。あんな感じです。違うかもしれませんが私としてはあんな感じです。


握手の時は何も言えませんでしたが、素晴らしいパフォーマンスをありがとうございましたと言いたいです。そして次のワンマンライブを今からまた期待しています。

このところ心の病で外出する気持ちをほぼなくしていたのですが、吉川友さんのイベントが何かあればできるだけ行きたいと思うようになりました。先にエントリーにした小明氏のイベントに出ようという気持ちになれたのもきっかフェス第3部当選がきっかけでした(まさに「きっかけはYOU!」ですな)。明日からまた一週間が始まりますがなんとか生きていこうと思います。

UK来日公演

UK 来日公演決定!!!link

2012年6月、33年振りに黄金のトリオとなって
パワー・アップしたUKが再び日本の地に降り立つ。
ジョブソン=ウェットン=ボジオ ーーー
最強のトリオによる、二度と見ることができない圧倒的なパフォーマンス!!

CLUB CITTA' PRESENTS
UK
2012 NIGHT AFTER NIGHT

≪来日予定メンバー≫
Eddie Jobson(Keyboards & Electric Violin)
John Wetton(Vocal & Bass)
Terry Bozzio(Drums)

2012年
6月15日(金),16日(土),17日(日)
会場:CLUB CITTA'

6月15日(金)
OPEN 18:30 / START 19:30

6月16日(土)
OPEN 17:00 / START 18:00

6月17日(日)
OPEN 16:00 / START 17:00

【全席指定】前売り ¥ 9,500-(税込)
※入場の際にドリンク代として¥500が必要となります。




しばらく前に「来日が決まったってよー」という話はウェブ上の世間話として目にしておりこれは行かないとと心躍らせていたものの、その後きちんとチケット発売情報をフォローしていなかった。深刻に反省している。

一月以上前には告知が出ていて、先行予約もすでに終わっているではないか。ぐぬぬ。
あとは3月3日の一般発売にかけるしかない。

川崎クラブチッタか。(link
6月15日(金)・16日(土)・17日(日)は全部行きたいなあ。ローソンチケットで頑張るとしよう。イープラスはいま試しにサイトをのぞいてみたら妙に重くてどうにもならなくてその後は接続さえできなくなってしまった。ブラウザのせいではなさそうだ。Windowsに更新でもかかっているのかルーターのせいかひとまずPC再起動してみるとするか。

あーこれチケットとれなかったら相当落ち込みそうだなあ。がんばろう。
ローソンチケットではLコードは77570。頭にたたき込んだぞと。

小明(あかり)氏のイベントチケットを無事購入

美人過ぎるライターとしてしぶとく活躍中の悪食系アイドル・あかりん/あかるんこと小明氏(芸歴十年)が3月に新宿ロフトプラスワンで行うCD発売記念イベントの話です。

【3.18】記念イベントのお知らせ◆小明NEW SINGLE「君が笑う、それが僕のしあわせ」link

NEW SINGLE「君が笑う、それが僕のしあわせ」記念イベント
【サイゾーナイト】『小明の副作用』CD発売&番組存続祈願スペシャル!

【会場】
新宿ロフトプラスワン
新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2
【日時】
2012年3月18日(日)
・第一部
開場 12:00 / 開演 13:00 前売り 3000円 / 当日 3500円 (飲食別)
・第二部
開場 18:00 / 開演 19:00 前売り 3000円 / 当日 3500円 (飲食別)



上のページでリンクされている関連記事にこちらでもリンク。
特設ページ自体にリンク貼ればよかったですね(link)。

『小明の副作用』創設者・もぐもぐさんからのメッセージをお読みください。link

『小明の副作用』は特別なものです。それは、トイレの個室に持ち込んだ弁当箱や、飲み会で誰とも話せずに所在なく開いた携帯電話の画面のようなものです。小石の裏側のようなものです。



【商品情報】小明NEW SINGLE「君が笑う、それが僕のしあわせ」link

●「君が笑う、それが僕のしあわせ」初回限定豪華版
【CD+DVD+ブックレット16P+あかふく特製ポストカード(5種類ランダム封入)】



【3.18】発売イベント、明日2月18日午前10時より発売ですlink

このCDが売れても売れなくても、私たちが大きく変わることはないのだと思うんです。今までと同じように冴えない服を着て、冴えない話をしているんだと思うんです。逆にもし15万枚とか売れてしまったら、今度は新しく現れるであろう見えない敵のようなものに怯えて、遠くから石を投げながら、せっかくいただいたお金でまた冴えない服を買ってしまう、そんな日々が続くんだと思うんです。



本日午前10:00にローソンチケットから購入しようとしたらサーバーが大変混み合っていますとかではじかれてしまい、速やかに近所のローソン実店舗までおでかけしました。店内の端末LOPPIの前にはすでに何人かの人が並んでおりちょっと焦ってしまいました。なるほどそういうものなんですね。LOPPIでのチケット購入は本当にひさびさなうえにPonta会員番号をどう入力したもやらとかあたふたしていて結局レジで発券したときには10:20ころだったでしょうか。第1部と第2部を購入したのですがどちらも整理番号で言うとすでに50人以上が前にいます。買えてよかった。

なにしろ最初の操作画面でどうやるんだったかなあと迷い、なんか「小明」とか入力して検索すればいいんだろうと思ったらメニューがどこをどうしたものやら訳がわからないことになり、あらためてLコードで入力みたいな画面から記憶していた番号を直接入力してたどりつけました。GUIはうざい、コマンド直打ちしたいという人の気持ちが分かったような気がします。いま初めてロフトプラスワンのウェブページを見たら(link)、

※ローソン各店に設置されているロッピーで購入するのがお勧めです。その際、各公演の5桁のコード(Lコード)の控えを持って行って下さい。

と適切なアドバイスが書かれているんですね。ローソンチケットはサーバーが混み合っているから店舗へ行け、LOPPIでイベント名や出演者などから検索するのは分かりにくいからLコードを控えていけ、じゃないとほんとに無理だからと。よくわかりました。今回は番号のメモも持っていなかったので記憶が間違っていたらどうなっていたことか…。その後のPonta会員情報からなんやかやしようとしたら手持ちのカードをかざしてもなにも始まらないしガラケーをかざしたらなんか取得時期が古いからやり直せとかいわれてしまいあわわするし、文明こわいこわい。

まあ結果オーライです。人生初のロフトプラスワンです。名前はよく目にするもののどんなものやらまるで見当がつきません。そもそもアイドルさんのイベントに行くのも人生初です(アイドルコンサートだと明日19日の吉川友さんのコンサートが初になりますが)。できるだけ身軽にして行こうと思います。


以下は話が変わりまして小明さんっていいですよねえ。大好き。知ったのは結構遅くて6年ちょっと前ですね。元切込隊長・現山本一郎氏のブログ記事でとりあげているのを読んで知りました。
2005年10月10日 15時11分
ソニー・ストリンガー先生の次回作にご期待下さい! 応援、ありがとうございました!
link
これで小明氏のブログにはまりました。現山本一郎氏には感謝しています。山本氏はその翌年も

現在進行形で書いてる内容がキチガイ

と小明氏をチェックしていました(link)。ハゲとお粥とれおんさんと怨念がつまったスリリングなブログでしたね。台湾留学話もひりひりしました。

ブログをまとめた名著『アイドル墜落日記』(2009年、洋泉社)はもちろんAmazonで予約購入。大槻ケンヂ『オーケンの私はあなたが好きでした 偶像(アイドル)列伝』(2000年、GAKKEN)と並んで愛読書となりました。なにしろ文才がほとばしるほどヒートですからね。あちらこちらの雑誌での白黒1ページ連載記事も楽しく読んでいました。あのブログ批評とか書籍化されないのでしょうか。

そして文章以外での仕事の選ばなさも素敵です。むしろ選んでそういう仕事ばかりしているんじゃないのかとさえ思いますが、魂の美しさを感じざるを得ません。サイゾーTVでの様子からも痛感します。美人なうえに魂も綺麗です。こういうのこそが人間賛歌というのだと思います。

なのでリンク追加します。
ブログ小明の秘話link

サイゾーTVlink)の中の小明の副作用link

ただ「アイドルライター」という肩書きがちょっとわからないですね。普通アイドルライターというとアイドルについて書く仕事をしている人、アイドル探偵団とか書籍を出す人です。しかし小明氏はそちらの仕事はあまり見かけない・少なくともメインではないと思います。ライターアイドルというなら分かります。

そんなこんなで小明氏を今後も応援します。小明氏が表紙になったら『サイゾー』を三冊買います。いろいろお願いします。

吉川友単独ライブ「きっかフェス」第3部当選

大変な美人さんであるアイドル歌手吉川友さんが2月19日(日)に行うイベントの話です。

アップフロントエージェンシーの所属タレントスケジュールのページでは以下の通り。

きっかフェス情報更新!(link

吉川友初の単独ライヴ!『きっかフェス』の内容を追加発表をいたします。
日程:2月19日(日)
会場:SHINJUKU BLAZE
東京都新宿区歌舞伎町1-21-7 ヒューマックスパビリオン 新宿アネックス B2F
(中略)
<きっかフェス第3部「One for YOU! ~アルバム曲全部出来っか!?~」>
18:00開場 / 19:00開演(※お見送り握手会つき)
アルバム曲を全曲披露する過去最長のフルボリュームライブ



先月のニュース記事はたとえばこちら。

2012年1月18日 12:00 (Listen Japan)
即興で新曲披露も 吉川友 初ワンマンライブ「きっかフェス」詳細決定

本命の第3部は「One for YOU! ~アルバム曲全部出来っか!?~」と銘打ち、全14曲収録のアルバム曲を全て歌う、吉川友フルボリュームのステージとなっている。(link



1stアルバムである「One for YOU!」は当然DVD付きの初回限定版で購入したわけですが、開封するとなんか

「きっかフェス(仮)第3部に抽選で800名様をご招待!!!!」

というカードが入っていました。せっかくなので公式モバイルサイト「きっかモバイル」に登録して申し込んでみました。吉川友さんのメッセージというか近況日記(だいたい写真付き)がメールで毎日配信されてきてほんわかします。で、先日結果発表通知があり確かめてみると当選でした。複数枚購入して何口も応募したわけではないので運が良かったのかもしれません。

新宿BLAZEですか。新宿歌舞伎町シネマスクエアのあたりですね。映画館にはいままで何度となく行っていましたがこちらの施設はまったく気がつきませんでした。どこにあったかも思い出せません。そういえばこれまでも何度かアイドルイベントが行われている風を見かけたことはありました。公式ページの施設ガイドはこちら(link)。サイト全体として非常に見やすく分かりやすいですね。ありがたい。事前に頭に入れておこう。

それにしてもアイドルさんのコンサートというのはこれまで生きていて一度も経験したことがないのでどんな準備をしたものやら想像がつきません。そもそも日本人アーティストのライブ自体が十数年前に青山円形劇場でさねよしいさ子を見た一度きりでした。まあ整理番号的に吉川友さんはほとんど見られないだろうなと思いますが。

さて以下は「One for YOU!」の話。

いやあ、いいですね。元気があっていい(not議員風)。まず一曲目が一分ちょっとの映画導入部的なインスト曲というのもかっこいいですね。マイク・オールドフィールド『遙かなる地球の歌』の「In the Beginning」です。開幕を煽って高まったところで颯爽と本編が始まるというのがとてもよいです。その後もアップテンポで元気で吉川友さんによくあっていると思います。Night FlyじゃなかったKnight Fightのようなせつない系もよいですね。

ただちょっと話がそれますがこの音圧(?)の強さはなんなんでしょう。松浦亜弥さんの楽曲にも感じますし、たぶん日本人アイドル全般にいえると思うんですが、とにかく音に圧力もしくは密度を感じるのです。かなり耳に高負荷がかかるというか、もう少し率直に言うと耳が疲れて痛くなってきます。外国アーティストでこういう感じってあまり覚えがないんですよね。たとえばガービッジとかリンキン・パークとかよりよっぽど負荷が掛かってくる感じです。キング・クリムゾンとかジェントル・ジャイアントを聴いていてこういう疲れ方をすることってないんだけどなあ。謎ですね。

限定版は目玉であるDVDがなんといっても素晴らしいです。

【初回限定盤特典DVD収録内容】(link
『吉川友 2011年きっかチャンネル総集編 ~音楽の巻~』
・Hello!Project 2011 WINTER ~歓迎新鮮まつり~「さよなら涙」パフォーマンス映像
・「きっかけはYOU!」超絶難しいダンス入り Music Video
・「きっかけはYOU!」Music Video メイキング
・「ハピラピ ~Sunrise~」Music Video dance shot ver.
・「ハピラピ ~Sunrise~」Music Video メイキング
・「こんな私でよかったら」Music Video close up ver.
・「こんな私でよかったら」Music Video メイキング


という内容で、実際のライブパフォーマンスとミュージックビデオとそのメイキングという万全の体制。それなりの画質で収録時間48分と満足です。

吉川友さんの素晴らしさはいろいろとありますが、私にとってはそのいろいろを一言で表現すると安定感ということになります。まずはルックスの円満さですね。美人さんとはたいがいどこかに特徴があり、それがアクセントもしくは崩しとなっています。しかし吉川さんはどこをとってもバランスがとれており全方位高得点でレーダーチャートが真円といっていいほどです。これは凄い。スタイルも同じ理由で申し分なし。肩幅その他全体にしっかりしていてちゃんと身体が出来上がっているという安心感です。そういう人によるライブパフォーマンスがまた非常に安定感があります。なんというんですかね、私はよく分かりませんが体幹がビシっとしているように感じます。軸がぶれないし頭のてっぺんから爪先・伸ばした指先まで注意が行き届いているようです。安定感という意味で長野五輪のミシェル・クワンを思い出しています。ありがたやありがたや。

テレビ番組を観ないのが申し訳ない気がしますが、まずは2月19日を心して迎えようと思います。

どっちにしても

話題になっている記事を読んだ。
死の直前に後悔する5つのことlink
記事というか紹介記事ね。

人は人生の終わりに至って、ビジョンが驚くほど明確になります。私たちがそうした先人たちの達観から学べるものがあるかもしれません。



とあって、抜粋は以下の通り。

1.自分に正直な人生を生きる勇気を持つべきだった。他の誰かが自分に期待する人生ではなく。
最も共通して表される後悔。人生がもうすぐ終わると知って、叶えられなかった夢の多さに気がつく。

2.あんなに働くんじゃなかった。
Wareさんが看護した全ての男性が口にしてきた。

3.自分の感情を表現する勇気を持つべきだった。
多くの人が、周囲とうまくやっていくために自分の本当の思いを抑え込んでいる。結果、本当はなれたであろう存在になれないまま終わる。

4.友達と連絡を絶やすべきではなかった。
死を目前にして古い友人のありがたみに気づくが、もはや探し出して会えるとは限らない。

5.もっと幸せになるべきだった。
最期の時を迎えて初めて、幸福は自らの選択の問題であったことを理解する。




「ですよねー」「深いな」という評価反応が多いみたい。

いやそれはどうかなあ。上記1~5はどれもこれも死ぬ間際だからそう思ったってだけじゃないの。死を意識しない普通の生活を送る中で選ばなかったのにはそれ相応の理由があったんじゃないかね。死ぬ間際だからこそ純粋で深くて適切な考えができるとは限らないわけで、というかむしろ「もうじき死んじゃうような状況でまともな判断なんてできるもんか」というのが常識だろう。別の言い方をしよう。死の間際にある人間の考えは死者のものだ。それは普通に日々を暮らす生者のものではない。

小難しく考えなくても、たとえば「3.自分の感情を表現する勇気を持つべきだった」なんて、それリアル社会生活でそのままやってたらたぶんそっちのほうがずっと後悔するだろ。だから選ばなかったんだろ。

1~5を全部実践して生活したとしよう。そしたら死ぬ間際に「1~5をやらなきゃよかった」とか思ったりするわけだ。要は自分が選ばなかった道の先なんて絶対にわからんわけでね。どっちの道を選ぶにしてもそのときは絶対にもう一つの道を捨てなきゃいけない。こういうの藤子不二雄SF短編集であったなあ。「分岐点」だっけ。面白いからぜひ読んでね。

ぼくが好きなのはコラムニスト小田嶋隆氏が脱サラを回想したエピソードだ。コーヒーの営業だったっけ。以下はうろ覚えに基づく要約。

小田嶋氏「会社やめます」

上司「後悔するぞ」

小田嶋氏「どっちを選ぶにしても後悔すると思います」

気の利いたジョークのつもりだったが上司氏は苦り切った表情だったとのこと



やらずに後悔よりやって後悔という。

でもぼくとしては、どっちにしても後悔するよという気持ちをもつのが第一歩じゃないかと思うのだ。

来週の『エコノミスト』@毎日新聞社にご期待ください!

毎週月曜日発売の経済誌『エコノミスト』(毎日新聞社刊)は全体として残念な雑誌ですが、よい記事が載ることもあります。先週と今週は若田部昌澄氏がミルトン・フリードマンの学問と思想を概説する良記事が載りました。フリードマン=新自由主義=リーマンショックの原因=格差社会の原因=きーっ!氏ね!!という極めてご不自由な脊髄反射がそこかしこで産廃山になって聳え立ち目障りなことこのうえない昨今、大変価値ある記事でした。なにしろ明快でバランスがとれていて、フリードマンの凄さと現代的意義と争点を端的に整理してくれていたので。みなさん読みましょう。

それはともかく目を引かれたのが次号予告です。来週月曜日2012年2月13日発売の2012年2月21日号の予告:

インフレに備えよ!
2015年経常赤字国・日本の姿/インフレ時代の資産防衛/メガバンク・地域金融機関は破綻か/経常収支の基礎知識



タイトルは釣りです。ということはなさそうです。たぶんマジです。なにしろ『エコノミスト』なので。オラわくわくしてきたぞ。

少し前に経常赤字云々で目を疑う誤記をしていた雑誌とはいえ、なんというか、懲りないもんですね。

『愛はどうだ』DVDのさなえが可愛すぎて生きるのがつらい

さなえ可愛いよさなえ

さなえはいいです。実にいい。
さなえ可愛いよさなえ
さなえ可愛いよさなえ
さなえ可愛いよさなえ
このままctrl+vでずっと打ち続けたいくらいです。

以前書きましたが1992年にTBSで放送された連続ドラマ『愛はどうだ』のDVD-BOXがアミューズソフトから出ました。昨日受け取ることができて一気観しました。しかし1992年ってことはもう二十年前かあああ。そうかああああ。

で、前回書いたことですがやはり渋谷琴乃氏が演じる三人娘の末っ子・三女のさなえがものすごくいい。かつて心奪われた時の印象が寸分も狂わず蘇ってきました。溌剌として気い使いでひょうきんでのりが良くてちょくちょく余計なことを言って生意気で人一倍家族想いでひたむきで、そんな末っ子。ふっくらルックスの三女。かつては俺の嫁力がとてつもないと思っていたさなえちゃんですが、歳月を経て俺の娘力が究極レベルとなっていました。本当に渋谷琴乃氏はすごいです。

「式は明後日」
「ずいぶん先の話ね」

とか

「お姉ちゃん……あやめさん?……おい!

という軽妙な台詞回しが素晴らしい。そうしてポワワと観ていると不意にざくっと切り込んできます。

「あやめちゃん帰ってきて」

で一気に持って行く瞬発力には鳥肌立ちました。このシーンはほんと今回もマジ泣きしてしまいましたよ。分かっていても持って行かれます。数回ある涙を流す演技はどれも絶品。根こそぎにされます。これからDVDと我が愛機三菱電機55MDR1で何度でもさなえを観られるのだから最高ですね。というわけでお前らもさっさと『愛はどうだ』DVDを買ってさなえに会うべきです。

ここからは思い浮かぶままに殴り書き。


○羽野晶紀いいね!
忘れてました。このドラマは羽野晶紀がたいそういい味を出していました。忘れていてすみません。


○答えは来週
ああそういうのあったなあと。次週まで引っ張るというのやってたなあ。


○島耕作以上
流れとしては要するにオヤジサラリーマンが思い描く「ぼくがかんがえた理想のサラリーマン生活」手帳なんですよね。美人の三人娘と暮らして、本来なら自分を束縛したであろう妻はとっくに亡くなり、あっちこっちに愛人を作ってモテまくり、会社の仕事にとくに問題はなく、娘たちは全員自分を愛してくれていて、娘たちにはイケメンで誠実な彼氏ができて、末娘が一番自分になついて家に残ってくれるという。こうして書いてみると赤面を禁じ得ませんがドラマだからいいじゃないですか。


○世の中明るい
作品世界がこんなにほのぼのでなんの問題もない牧歌的な風景だとは意表を突かれました。二十年前ってこうだったかなあという気がします。貧困も格差もテロも失業もリストラも業績悪化も倒産もありません。もちろん作中でテーマになる必要はまったくないのですが、それにしてもかけらも出てきません。気配すらない。早い話が不況がこれっぽっちもみあたりません。職場風景はぜんぜん忙しくなさそうでのんびりしています。勤務時間中でも職場を抜け出して恋愛遊びに興じて日が暮れます。ほとんど仕事らしい仕事をしている様子もなく16時を回ったら「課のみんなで飲みに行くぞ!」。それでも人員削減圧力もありません。いいなあ。

現代にあるものがなく、現代にないものがある、といいますか。ある・なしというよりも「当然視されている・いない」が適切かもしれませんが、ともかくそういう観点であげていくと、


○携帯電話がない
携帯が出てきたのは1シーンだけだったと思います。あとはポケベルが一回だけ。家に電話を掛けて彼女の父親が出る、みたいな設定を作り得た時代ですね。


○インターネットがない・メールがない


○職場でPCを使わない
Windows95も当然ありませんので。いやPCは何台もちょろっとだけ映りますし長女の旦那はモバイルPCを使っていますが主人公は営業なのに数字を把握していないし資料をまとめようともしない。


○就職難がない
次女は派遣社員ですがなんやかやして正社員採用の話が出たあとでまた辞めてしまいます。そして家でのんびりしてそのうちまた働き口が見つかり、そこもなんやかやで辞めてしまいます。働く口はいくらでもあります。でも1992年ってそんな時代だったかなあ。株価下落はとっくに始まっていて地方にまで波及完了した頃合いじゃありませんでしたっけ。私は社会人ではありませんでしたが、親戚のおじさんに「いま就職難だけど君が大学を卒業する頃には景気は持ち直しているよ」と今思えばずいぶん楽観的な元気づけの言葉を掛けられたことを覚えています。


○カラオケボックスがない


○社会不安がない
放送時はカンボジアPKOが大揺れになる少し前のタイミングでした。当然オウム事件も阪神大震災もありませんでした。日本人留学生がフリーズと言われて分からず射殺された事件、なんていうので大揺れするのも少し先の話です。これとて日本社会そのものには何の関係もありませんでしたしね。


○「上司は部下の親も同然」と言う上司がいる
緒形拳扮する主人公がそうなんですけど。福山雅治扮する部下はそれを特に疑問にも思っていません。


○「これからみんなで飲みに行くぞ」とか強要する課長がいる
緒形拳扮する主人公がそうなんですけど。周囲は誰も疑問に思っていません。


○パワハラ・セクハラ三昧の上司がいる
緒形拳扮する(略)


○「もう24歳よ」と慨嘆する娘がいる
当然「結婚を考えないと」という意味です。今の感覚で言うとずいぶん早くから心配してるんですねと思います。


○タバコ
他人のアパートの中で寝っ転がってスパスパ吸うやつがいます。緒形拳扮する主人公なんですが。他にも何人も喫煙者の喫煙シーンが出てきます。今の感覚からするとずいぶん目立って見えます。


○VHS全盛
録画するのはビデオデッキを使っています。福山雅治くんのコレクションの中には小鳩美愛が見えます。


○ひたすら「守って」「安心させて」とせがむ女性がいる。ひたすら受け身の女性がいる。
長女のことですが。すでに『ターミネーター2』は公開されていたのですが。次女のプロポーズ拒否も、最初は一方的に自分の都合を押しつける福山くんへの反発かと思ったら孝行娘心理だったというオチが。


………さてさて、こうして少し昔の風俗を眺めてみると一番面白く感じるのが「同じ家に住んで矛盾を膨らませて抱えていく」というのが当然の前提になっていることです。序盤の長女カップルのあれなんか特にそうですね。次女だって社会人になっているのだから、親子同居でうっとうしい場面が出てきたら家を出るのが一番てっとりばやいわけです。なんで君らそんないろいろと苦痛を味わいながら一緒に暮らしてんの?と。家族だから同じ家に暮らさなければならないという縛りをゆるめて、そういう普通から一歩降りたらずいぶんいろんなことがやりやすくなっただろうにと思います。で、昔は駄目だったんですねえ。


いろいろ総合して、二十年の大停滞にさえ目を瞑れば社会はずっと良くなっているんだなと思います。ええ、景気回復したらまたこのドラマのようななんの社会不安もない空気が戻るんじゃないでしょうかね。まあこのドラマの一年後に

「無数の戦争によって合成され支えられてきた、血塗れの経済的繁栄。それが俺達の平和の中身だ」
「ここが戦線の単なる後方に過ぎないことを忘れる。いや、忘れた振りをし続ける。そんな欺瞞を続けていれば、いずれは大きな罰が下される」

という荒川の演説を聴かされるわけですけど。


それにしても主人公はいったいなんだってこんなにでかい家に住めたんでしょうか。

今や忘れられていたのかという驚き

ちょくちょくありますね。
昔から何度となくありましたね。
話題にならないまま忘れられた、のではなく大いに話題になったはずなのにすっぽり記憶から抜け落ちているという。

B21スペシャルのヒロミ氏がロケット花火を大量に背負って空を飛ぼうという企画で大火傷をした事件とかみんな忘れているでしょう。当時のスポーツ紙の見出しは

「ギャグで死ぬ気か? ヒロミ炎上」

でした。当時は大変話題になったのですが。

……いや違うな。うん、私の言いたいのとはちょっと違いました。仕切り直します。

たとえばそうですね、映画『GHOTST IN THE SHELL/攻殻機動隊』。アメリカでビルボードの週間ビデオ売り上げチャート一位を記録したということが当時の新聞で大きく報道されました。テレビニュースにもなったように記憶します。それでたくさんの人が知ったはずです。さてそれから時が流れて『マトリックス』が公開されました。革新的映像表現云々とか現実と虚構とのSF設定が云々とか大変話題になって、それはそうとして、

「そんな『マトリックス』に実は日本のあるアニメが影響を与えていた! 全然知られていないアニメだけど元ネタはこれだった」

という論調で『GHOTST IN THE SHELL』との比較をする報道がいくつも出ました。我々日本人は知らなかったけど世界的大ヒット映画に影響した日本アニメがあったんですよおおおという。いやでも君らその数年前に「ビルボードで一位を記録した日本の作品が!!」と自分でニュースにしてたじゃん。と反応に困ったもんです。

あと『沈黙の艦隊』がかつてアニメ化(OAV化)されていたことも今やほとんど忘れられかけているようですね。最近「アニメ化希望」とかいう意見を知ってびっくりしました。いやいや、当時「モーニング」では大ニュース扱いで毎週大きく取り上げていましたよ。注目のキャストは!とか。で、今アニメ版を知った人たちから「海江田四郎の声がミスキャストだ」という意見が出ているのも感慨深いですね。海江田については原作者のかわぐちかいじ氏が「自分が考える海江田そのもの。パーフェクト」(大意)というお墨付きを与えていたわけです(当時の「モーニング」での特集ページでの発言)。かくいう私はアニメ化される以前は「海江田は絶対に田中秀幸氏でなければ!」と考えておりましたが。

『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメ化も忘れられていそうだなあ。いえ最近アニメ映画になったやつじゃないですよ。その前にOAVになったやつです。今敏氏が参加していたやつですね。当時のジャンプではこれまた大きく取り上げられて、なかでも音響にスカイウォーカー・サウンドが!というのが目玉になっていましたね。これは確かに観た人たちの評価も高かったです。OAVの前にドラマCDにもなっていましたっけ。

似たようなことは他にもいろいろあります。まあ台湾の老人に「日本語お上手ですねえ、どこで勉強したんですか?」と聞いちゃう日本人テレビリポーターがいたくらいだから、そもそも当たり前のことなんでしょうね。

忘れられるというよりも封印という側面もあるのかもしれません。いわゆる黒歴史。『ああ播磨灘』テレビアニメとか『バオー来訪者』OAVとか『宇宙の戦士』OAVとかはおおいに黒歴史としていただいて、再び万全の体制で挑戦して頂きたいですね。過去を忘れることは現在を生きる者の特権ですから。

日本・失われた三十年に突入のお知らせ

いえアメリカのFRBさんが2%インフレ目標導入(1月24・25日のFOMC決定)という新聞記事を見まして。
喜ばしいとは思いますし感慨深いですし頑張れよです。

ただものすごく暗澹たる気持ちにはなりましたね。
アメリカさんは政策を鮮明にしたと。で、日本のほうは中央銀行も政府も金融政策的には「なにもしない」じゃないですか。絶対になにもしないじゃないですか。増税は断固として突き進むじゃないですか。すんなり増税実現しないとしてもそのときにあるのはたぶんまた政権交代で政治的空白で大混乱でしょう。円高は放置でしょ。アメリカが緩和するのに。

日本なにもしない・むしろ崖に向かって全速力。
アメリカゼロ金利&目標明言。

進め一億火の玉だ。まさに火だるま。
大停滞三十年かあ。まるまる一世代分の大停滞かあ。すげーな。

井上直美って声優になっていたのか

ついさっき知った。※エントリータイトルは語感の都合上敬称略としてしまったことをお詫びする。

サブカルゴシップ誌『サイゾー』のウェブサイトで連載している小明氏の記事を見ていて、「レトロな物が好きなんです」【井上直美】50年前のカブリオレを駆ってlink)というタイトルに目がとまった。井上直美ってあの井上直美?テンション高くて小柄グラドルの?声優記事で?と思い開くと間違いなく井上直美氏であった。「一輪車縄跳び」…あー、やってたやってた。

グラビアをやっている時は、自分を偽ることに疲れちゃった部分があって

とかしんみりする。なるほど人に歴史あり。

このかたを知ったのはフジテレビの深夜番組『超VIP』だったと思う。安倍なつみ氏風にいえば「素敵だな」と思って以後ちょこちょこフォローしていくことになった。しかし、

グラビアアイドルでデビューした11年前

とあってぎょっとした。そんな昔だっけと思い我が愛機東芝RD-X3(爆音)で作成したDVD-RAM(殻付き)を引っ張り出すと2001年の「イチオシ」とか「ランク王国」とか「Gパラコロシアム」とか出てきた。「ドライブA GO!GO!」も録ったはずだが。ともかくそんな昔であった。2003年の『デジタルCAPA』(2003年4月号)なんていうのが出てきて、ぱらぱら見返すと水着ではなくごく普通の服を着てモデルをやっていて、水着グラビアをやるほどの人はむしろ服を着てのほうがさらにお綺麗なのだとあらためて発見したりもした。この『デジタルCAPA』は表紙モデルが小向美奈子氏で、この頃は普通の人気者だったのだなあと遠い目になる。

グラビアの人が声優になっていたといえば千葉千恵巳氏がそうだったなあと思ったところ、当然と言うべきかすでにインタビューを受けていた(link)。千葉千恵巳氏はかつて『すッぴん』や『Beppin』や『Beppin-School』で何度となく拝見しており、その中のインタビュー(というかQ&A)で将来の夢を「声優になりたい」と答えていたのが印象的であった。すっぽんぽん仕事もなさっていたのでなかなかハードルだろうなあ、幸あれ、とか思って幾星霜。後年、忘れた頃にアニメ番組のキャストに「千葉千恵巳」の名前を見たときは本当に驚いた。夢の実現・その目撃って本当にあるものなのだなあと。

小明氏は数年後どうしているだろうか。とりあえず無事に生きていてほしい。

『週刊アスキー』2012年2月7日号(2012年1月24日発売)

うん。明日発売の号なんだけどね。

明日、コンビニとか駅で朝イチ速攻で買うのだよみんな。
吉川友さんが表紙だよ。
ものすごくよい表紙だよ。国宝級に美人だよ。

とりあえず以上。

『指原莉乃1stフォトブック さしこ』(講談社、2012年)

ようやく届いた。
HMVオンラインくんありがとう。いまや書籍の購入はほとんどHMVオンラインになっている。リアル書店での購入はここ一年間だとたぶん一冊もない。なにしろ15%ポイント付与=15%割引キャンペーンをよくやってくれるからね。同時購入した山本作兵衛『筑豊炭坑絵巻 新装改訂版』(海鳥社)はおかげで975ポイントもついたよ。

表題の件について(業務メール風言い回し)だが、とてつもなくよくできた本だ。なるほど大ヒットになるわけだ。まず表紙写真が素晴らしい。大切なもの・崇高ななにかを感じる。ぼくにとって新垣里沙1st写真集と並んで素晴らしい表紙第一位。

内容もものすごく充実していてグラビアあり本人インタビューあり仲間たちとの対談あり地元の家族友人恩師との語りあり仕事関係者証言あり本人エッセイありブログ記事選集ありと、あらゆる角度から広く深く眺め掘り下げるものになっている。どこをとっても見どころ読みどころ。すみずみまで配慮が行き届いた作りでとにかく楽しく読める。これでたった1,200円(税別)というのは良心的だなあと頭が下がる思いだ。もちろんそれだけ売り上げが見込めるからではあるのだろうけど。

読み物部分だけでなくグラビアはさすが美人だけにたいそう美しい(こんな美人がこの本の中でまた繰り返し「可愛くない可愛くない」というのはやはり不思議)。わけても後ろ姿が無性にぐっとくるなあ。カーテンに隠れたところとか階段上がったところとか。で、指原莉乃氏といえばセンスの塊のような独特の着眼点による言葉なわけで、122ページ欄外で自身のスクール水着撮影についていわく

「これ『おいも屋本舗』みたいになってないですか」

だそうで。まさかのしかし的確きわまりないコメント。確かにスクール水着は……あー、うん、まあ、ねえ……。

小学校中学校時代のエピソードを読むとやはり西原理恵子『晴れた日は学校を休んで』だなあと。塾の先生は本当にいいことを言う。

指原 学校っていう縛りが合わなかった。

先生 それはつねに言ってたね。同じ格好して同じところに行って、同じ物を食べてっていうのが嫌だって。そういうコはたまにいるから、お前がそうだったように、この塾が、そのコの居場所になってくれたらとは思ってる。

こういうのは大事。とても大事。

こういう人が一定程度を超えた数字として人気を得て、書籍も売れて、というのはほんの十五年ちょっと前とくらべて生きやすい時代になっているのだと思う。世の中はよくなっている。

『ヤングガンガン』2012年2月3日号、No.3(2012年1月20日発売)

「+チック姉さん」ですね。第47話。
前回の話が続いていました。進展したのだそうです。よかったね放送部佐々木
すごく推されているのでやっぱり放送部佐々木は非常に人気が高いキャラクターなのだと分かります。
なお第5巻は2月25日発売だそうです。

現在短期連載中の
コザキユースケ「どーにゃつ」不条理ほのぼのSF風。
苦楽たくる「注)これはラブコメではありません。」率直かつ振り切れたコメディ。
がとても良いと思います。

でもやっぱり電子書籍じゃないとどんどんかさばりますね。

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